お金持ちがますますお金持ちになる理由
富める人はさらに富むということを聞いたことがあるのではないでしょうか。
このことは資本主義における一つの真実として存在しています。今回はこのことについて解説していきます。
たった8人のお金持ちが世界中の富の50%を持っている
マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏や、アマゾンCEOのジョフ・ベゾス氏を含めたたった8人が、世界中の富の半分を持っているのです。
普通だったら考えられないのではないでしょうか。老後2000万円問題と言われていますが、大金である2000万円を簡単に稼ぎあげる人がこの世にはいるのです。
なぜお金持ちにお金が寄ってくるのか
こういう状態のことを「お金に愛されている」と形容したりします。しかしこの言葉では全く具体性はないし、抽象的ですね。ものごとにはすべて原因があるはずです。考えていきましょう。
お金持ちは莫大な投資をすることが可能です。
新しいものを生み出さそうとすれば、高い知性を持った人や、なかなか手に入らない希少な物質が必要になります。
しかしお金があれば、こういった人やものをすべて集めることができるのです。例えば自動運転の開発について考えてみましょう。
まず自動車についてですので、自動車の専門家が必要になります。もちろん自動車自体も必要です。また人工知能やプログラミングの専門家も必要になるでしょう。
そして自動車にも人工知能にもある程度知識のある人も必要です。二人の専門家の仲介をする上でかかせないでしょう。
他にも自動運転車を試行実験するスペースも必要です。
このように必要なものはきりがないのですが、お金があればこれらを全て用意することができ、革新的な技術をより迅速に生み出すことができます。
こういうわけでお金が集まるところにさらにお金が集まり、技術も飛躍していきます。
今までの話は企業側寄りの話でした。今度はお金持ち自身にフォーカスしていきます。
お金持ちほど時間の制約がなくなる

お金持ちは自由です。彼らは時間を完璧に使えるようになります。
飛行機か新幹線かで迷うことはなく飛行機を選ぶでしょうし、場合によってはプライベートジェットを利用することで、空港までの時間すら削ることができます。
他にもわざわざ高いレストランに行かずとも家にシェフを呼んで、美味しい料理を無駄な移動時間なく楽しむことができます。
この極限までの時間の切り詰めによって、自由な時間が生まれます。仕事をしてもいいでしょうし、自分の仕事をより洗練させるための学びの時間を作ることもできます。ストレス解消に旅行することだって可能です。
このようにお金持ちはお金によって自由な時間を買うことができるのです。
一方で普通の人々はこんな生活はしていません。飛行機は高いといって渋り夜行バスを利用したり、1円でも安い店を探したりして、限られた時間を失っていきます。
こうしてお金持ちはさらにお金持ちになり、貧しい人はさらに貧しくなっていくわけです。
お金持ちになるまでに培った知識を再び活用することができる

お金持ちの最大の違いは、お金を稼ぐまでのノウハウを心得ていることです。もしお金を失ったとしても、お金を得るまでのプロセスを適応したらだいたい儲かるでしょう。
お金があれば、そのお金と知識を活かしてさらなるお金を手にしていきます。
またお金持ちはある程度の苦難にもめげない力を持っています。先の成功が見えるから簡単にはあきらめないというマインドセットです。このようにお金持ちがお金をさらに持つのは妥当だと言えるでしょう。
ユダヤの名言
ユダヤの名言にこんな名言があります。
知識は誰にも奪われない
学んだことは奪われない
お金持ちが知識を持っているから、お金をもっと増やしていけるということと重なるところがあります。
ユダヤ人は現在多くの地で活躍しています。相対性理論を体系化したアインシュタインや、現在のコンピューターのいしずえを築いたジョン・フォン・ノイマンも、ユダヤ人です。
ユダヤ人やお金持ちの根底には、知識が最も重要であるという真実が存在しているのではないでしょうか。
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